本セッションでは、JVM 用 Haskell である Eta を利用して、Haskell/Scala 間のシームレスな連携を実現する技法を解説します。
Eta はモダンな Haskell コードに対してほぼ完璧な互換性を担保する一方、意味論として異質な Scala/Java ライブラリの呼び出しを巧妙にサポートしています。またコンパイル結果は JVM バイトコードになり、Scala プロジェクトの内側に Haskell 部分を組み込むことも容易です。まさに、それぞれの言語の「いいとこ取り」にうってつけだと言えるでしょう。
内容としては、Haskell の初歩から始めて、Haskell/Scala 間の相互呼び出しの仕組みや、実際のハイブリッドプロジェクトの構成を解説する予定です。予備知識は仮定しませんので、「Haskell ってなんか怖そう」と思っているあなたにこそオススメします。
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